日: 2024年4月2日

チャンネル登録者数100人

 おかげさまでYouTubeのチャンネル登録者数が100人となりました。応援してくださった方々、本当にありがとうございました。特別に役立つ情報を提供しているでもなく、ただ自分が好きなブルースを演奏しているだけのチャンネルにもかかわらず、コメントをくださったり、グットボタンを押して盛り上げていただきました方々にも感謝しております。超スローペースでの更新になっていますが、今後も続けていきますのでよろしくお願いいたします。

 さて、そんな記念すべき100人達成動画の曲は『横浜ホンキートンク・ブルース』です。僕のチャンネルでは邦楽ではなく、アメリカのルーツ・ミュージックを多く取り上げてきました。だからこそ、これこそがブルースだよというような曲にしようかと思ってはいたのですが…。そのルーツ・ミュージックを探っていくと、日本でも同じようにブルースを遡っていったミュージシャン達の足跡を発見するようになっていました。

 例えば、憂歌団、ウエストロード・ブルーズバンド、ブレイクダウンらと、他にも素晴らしいバンドの軌跡を見つけることができたのです。彼らはしっかりとルーツ・ミュージックに根を張り、その養分を吸い込んで日本のブルースの土壌を耕していました。けしてメジャーにはなり得ないだろうブルースという音楽を愛していたのです。いや、愛していたというよりも、必要としていたように感じてしまいました。

 僕もブルースが好きとか愛しているとかいうよりも、必要としていいるのです。日々の暮らしのシメにはブルースが必要なのです。だからこそ、歌い継がれてきた日本のブルースを僕も歌いたいと思いました。

 さてさて、『横浜ホンキートンク・ブルース』は、俳優の藤竜也さんが作った歌詞に、ザ・ゴールデン・カップスのエディ藩さんが曲を付けた楽曲です。原田芳雄さん、松田優作さんと、俳優陣らにも歌い継がれてきました。きっと彼らもまたブルースという形式にハマっていたのではないでしょうか?

 12小節や、8小節で繰り返されるブルースの形式には癒しがあるのです。何度も繰り返していく様は、まるでメリーゴーランドのような人生のようでもあります。餌を前にして走り回るネズミのような人生でもあります。それでも、一瞬だけでも楽になれる。そんな希望が持てる音楽のように思えてならないのです。

 世の中はどんどん生き難くなってきました。年齢を重ねてきたら余計にそう思います。やはり僕にはこれからもブルースが必要になってきそうです。

 それでは改めまして、今後ともよろしくお願いいたします。